資格試験や公務員試験の勉強について、予備校を利用して勉強することのメリットやデメリットについての記事を書きました。
こちらの記事になります。
この記事では予備校へ通学して講義を受講する講座について書きました。
予備校を利用する場合は通学して受講する講座がメインとなりますが、講座の中には予備校の講義を自宅で受講するような通信制の講座もあります。
講義の動画をダウンロードしたり、DVDで視聴したり方法は色々あります。
通学して受講する講義と内容は同じなのですが、予備校まで講義を受講しに行かなくてもよいという点が大きく違います。
私自身も経験しましたが、メリットやデメリットのどちらもありました。
今回の記事では通信制の講座のメリットやデメリットについて私の経験をもとに書いていきたいと思います。
通信制の講座を受講するメリット・デメリット
私が感じた通信制の講座を受講することのメリットとデメリットを挙げていきます。
メリット
- 自宅等で講義を受講できる
- 自分のペースで講義を受講できる
- 分からない所を何度も視聴できる
デメリット
- 忙しくなると講義を視聴しなくなることがある
- 集中力が欠けてしまうことが多い
- 自分1人で勉強するため孤独になりやすい
これらが通信制の講座を受講することのメリットやデメリットです。
それぞれ説明していきます。
まずはメリットから。
自宅等で講義を受講できる
自宅等自分が好きな場所で講義を受講できるためリラックスして受講することができます。
予備校の教室で多くの人と一緒に講義を受講するということが苦手な人もいるので、そのような人には大きなメリットだと思います。
自分のペースで講義を受講できる
好きな時間に講義を視聴することができるため、自分の都合のいい時間に受講することができます。
仕事の勤務時間が不規則という方等、決まった時間に講義が受けられないという方でも受講できます。
分からない所を何度も視聴できる
動画で講義を視聴するため、分からない部分や聞き逃した部分があった場合は動画を戻して再度視聴ができます。
次はデメリットです。
忙しくなると講義を視聴しなくなることがある
仕事等で忙しくなってくると講義を視聴しなくなることがあります。
特に働いている方の場合、仕事と勉強を両立することはなかなか難しいです。
仕事を優先していくうちに講義を視聴する時間が無くなるということもあると思います。
予備校へ通学する場合は講義の時間に合わせて無理やり仕事を終わらせたりするのですが、いつでも講義を視聴することができる場合は仕事が優先になってしまうことが多いです。
集中力が欠けてしまうことが多い
自宅で受講している場合によくあるのですが、周囲に置いてあるものとかが気になり集中できなくなることがあります。
私の場合は漫画でした。いわゆる誘惑というものですね。
私の意思が特に弱いというのもありますが、周囲の友人にも同じような経験があった方が多かったです。
通学して講義を受講している時も集中できないことはもちろんありますが、通信制の方が集中できなくなることが多かったです。
自分1人で勉強するため孤独になりやすい
このデメリットはその人の性格によりますが、基本的に講義は1人で視聴することになるため孤独を感じやすいです。
通学して講義を受講しにいく場合は他に受講している方もいれば講師の方もいます。
他の受講している方と話すわけではないですが、一緒に頑張っている人が周囲にいるということで孤独感はあまり無かったです。
むしろ1人で勉強したい、という方もいるのでこのデメリットは人によります。
簿記講座を通信制で受講した時の話
私が社会人になってから、簿記3級と2級の講座を受講したことがありました。
私が受講したのは自宅でDVDを視聴する通信制の講座でした。
通信制の講座にした理由としては
- 予備校が遠く、仕事が終わってから通うことができない
- 自分のペースで講義を視聴したい
というのがありました。
通学する場合は土日だけ講義を受講する講座もあり迷ったのですが、最終的に通信制の講座を受講することとしました。
初めは順調だったが…
初めに出題範囲を確認し、勉強の計画を立てました。
そして講義のDVDの視聴を始め、本格的に勉強をスタートしました。
初めは順調に講義を視聴していき、問題集を解いていました。
計画通り勉強は進んでいました。
しかし、始めてからしばらくして仕事が忙しくなり、帰る時間が遅くなっていきました。
計画では講義を視聴するはずだった日でしたが、仕事から帰る時間が遅くなり、講義を視聴しない日も出てきました。
どんどん計画から遅れていき、それに合わせて勉強のモチベーションの下がっていきました。
最終的に本試験の日に勉強が間に合わず、結果は不合格でした。
反省点
簿記の講座をDVDで受講したことについて反省点は以下のとおりです。
- 仕事をメインにしていて、講座の視聴を後回しにしてしまった
- 勉強が計画通りにいかずモチベーションが下がってしまった
それぞれ詳しく書いていきます。
仕事をメインにしていて、講座の視聴を後回しにしてしまった
いつでも講義を視聴ができるからこそだとは思いますが、仕事の都合を優先し、講義については時間があれば視聴するという形になってしまいました。
もし予備校へ通うタイプの講座であれば講義の時間は決まっているため、講義の時間に合わせて仕事をしっかりと終えるという意識を持てたと思います。
もちろん仕事の内容によってはどうしようもないこともあるとは思いますが、講義を受講しようという意識は大きく違ったと思います。
勉強が計画通りにいかずモチベーションが下がってしまった
計画からだんだん遅れていくことにより後からリカバリーすることが困難になりました。
そしてモチベーションが下がっていき、講義を視聴する時間があっても疲れている時は休んでしまう等勉強をサボるようになっていきました。
平日にも講義を視聴することを計画にしていましたが、仕事をしながらということを考えて余裕を持って計画を立てるべきだったと感じます。
私に通信制は向いていなかった
簿記講座を通信制で受講して思ったこととしては、私には通信制は向いていないということでした。
ほとんど私の意思の弱さが原因ですね。
仕事の忙しさによって講義を視聴することをサボるようになったり、それによって計画から遅れていき、モチベーションが下がってしまったり、意思が強ければ最後まで続いたと思います。
私の場合は通学する講座のように講義の時間が決まっている方が講義の時間に合わせて行動できるため、そのような講座の方が合っていると感じました。
通信制の講座が向いている人
ここまでの内容から、通信制の講座が向いている方は以下のとおりです。
- 自分で勉強の計画がしっかりと立てられる
- 仕事の終わる時間がある程度決まっている
- 勉強が計画よりも遅れていても後から調整ができる
これらに該当する方は通信制の講座を受講した場合はしっかりと続けることができると思います。
そうでない方は通学するタイプの講座がおすすめです。
仕事の都合でどうしても受講できない場合でも、大抵は後から予備校でDVDの講義を観ることが可能です。
また、土日に講義を集中させた講座もあることが多いので、平日に受講が難しい方はそのような講座もおすすめです。
まとめ
今回の記事では、通信制の講座を受講するメリットやデメリットについて書きました。
通信制の講座を受講するメリットやデメリットとしては
- 自宅等で講義を受講できる
- 自分のペースで講義を受講できる
- 分からない所を何度も視聴できる
デメリットとしては
- 忙しくなると講義を視聴しなくなることがある
- 集中できないことがある
- 自分1人で勉強するため孤独になりやすい
これらが挙げられます。
また、通信制の講座が向いている方として
- 自分で勉強の計画がしっかりと立てられる
- 仕事の終わる時間がある程度決まっている
- 勉強が計画よりも遅れていても後から調整ができる
これらに該当する方は通信制の講座に向いていると思います。
通信制の講座は通学する講座と違い、自分で計画を立てて講義を視聴していくこととなります。
メリットもあればデメリットもあるので、この記事の内容が判断の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは。
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